【VZ】ベライゾンは米国の通信会社!高配当&安定が魅力!

銘柄分析

アメリカの通信会社の2強の1つです。

高配当株としても人気で、通信株ならAT&Tかベライゾンを持ってる人も多いでしょう。

そのベライゾンについて、初心者向けに解説していきます。

 

【VZ】売上・利益・配当・キャッシュフローと株価の推移
【VZ】の問題点と、投資対象としてチェックするべき項目

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【VZ】ベライゾン・コミュニケーションズの事業内容

ベライゾン・コミュニケーションズは、アメリカを代表する企業の1つで、ダウ30銘柄に含まれています。

ベライゾンの事業はシンプルに下記の3つです。

・無線通信 69.3%
・有線通信 8.2%
・その他  22.5%

5Gが本格化してくると、無線通信の売上の割合が大きくなることは間違いないでしょう。

 

アメリカの通信会社ですが、世界中の通信事業と提携することで、どこでも電話が使えます。

日本ののドコモやKDDIなども、ベライゾンの通信ケーブルを借りることで、アメリカでサービスが提供できるのです。

通信事業は、他国の通信会社と協力しあって事業を行います。

ですので、どこの国の通信事業も、安定した利益を稼ぐことができる産業です。

 

しかし、高成長が見込めないということもあり、ベライゾンはここ数年で、インターネットプロバイダーの「AOL」や、アメリカの「ヤフー」を買収しています。

少しずつ事業の多角化を進めていますね。

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【VZ】売上・利益・配当・キャッシュフローと株価の推移

まずは簡単に、数字を見ていきます。

数ある指標の中でも、とりあえず抑えておきたいものだけ、チェックです!

過去の売上・利益・配当・キャッシュフロー

ベライゾン・コミュニケーションズの売上・営業利益・純利益です。

安定の一言です。

2017年の純利益が高いのは、税制改革のためなので一時的なものです。

今後も同じような推移になるのが、規定路線ですね。

営業利益率が25%→20%近くまで下がってきているので、ここの改善が必要ですね。

 

ライバルのAT&Tは営業利益率が15%なので、ベライゾンの方が効率的!

 

次にキャッシュフローを見てみます。

営業キャッシュフローとフリーキャッシュフローの差額が、設備投資に使ったお金です。

けっこう差があるので、設備投資費用がかさんでいることがわかります。

グラフにはありませんが、財務活動によるキャッシュフローからも、借金の返済としてかなりお金を使っています。

 

毎期の配当額と配当率です。

利回りは4%~5%の間です。

 

莫大な投資をしつつも、低成長なのが通信株。配当は安定している。

株価の推移

finviz dynamic chart for  vz

直近9か月間の株価です。

4月の高値水準まで戻ってきています。

 

2013年~2018年までは一定の幅の中での上下でしたが、2019年に高値にブレイクしました。

この間にベライゾンに投資していた場合は、少し残念な結果です。

というのも、他の業種はこの期間に、爆伸びしていたからです。

 

安定=安心だが、大きく上昇する相場では、もうけるチャンスを逃す!
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【VZ】問題点と投資対象としてチェックするべきこと!

ベライゾン・コミュニケーションズは安定はしている会社ですが、問題点もあります。

今後は、その問題点を定期的にチェックしていきたいですね。

・携帯電話の新規契約数
・メディア事業
・多額の借金

携帯電話の新規契約数

ベライゾンの業績や株価をチェックするうえで、毎回話題にのぼるのがこの新規契約数です。

通信キャリアの本業としては、新規契約数が増えれば、収益が伸びます。

すでにスマホの普及率はかなり高く、過去10年で爆発的に伸びたようにはいきません。

 

アメリカの人口は増え続けてきましたが、今後も増え続けるかはわかりません。

そうなると、他社からの奪い合いとなります。

 

毎回の決算発表では、この契約者数の増減を注目することで、株価の上下が判断できます。

メディア事業

アメリカではテレビを見るためには、ケーブルテレビを契約する必要がありました。

日本のように、民放が無料で見れるというのはありません。

 

このケーブルテレビからの収益が減少しています。

理由は、インターネット回線で好きなコンテンツを見れるからですね。

そこで、独自のメディアを作って収益を上げようとしてるのが、「ベライゾン」「AT&T」です。

 

ライバルは

・ネットフリックス
・ディズニー
・アマゾン
・アップル

など

 

これに対抗するために、AOLとヤフーを買収してきました。

しかし、今のところめだった効果はありません。

むしろ、事業がうまくいっていないようです。

 

ここの次の一手がまだ出ていませんので、注目ですね。

 

ライバルのAT&Tもメディア事業は苦戦している!

多額の借金

企業を成長させていくには、新しいイノベーションを起こすか、M&Aが必要になってきます。

ベライゾンも過去には、AOLを44憶ドル、ヤフーを48憶ドルといった大型買収をしてきました。

 

通信キャリアの宿命ですが、5G回線にも莫大な先行投資をしています。

総資産が約26兆円に対して、負債が21兆円です。

借金の利子だけでも、毎年5000億円ほどかかっているので、かなりの負担ですね。

 

ただそれをふまえて、利益を出しているので、改めて通信業界の独占的な商売は美味しいと思います。

 

5Gの借金を返しても、次の技術開発のためにまた借金するのは確実!
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【VZ】歴史や戦略の概要!

【VZ】の歴史やブランド力について、簡単にまとめました。

 

アメリカの通信会社は、昔のAT&Tが分割して、各地方に「地域ベル電話会社」がたくさんできました。

その各地方の「地域ベル電話会社」が、再度合併・買収などを繰り返して、現在のAT&Tやベライゾン・コミュニケーションズなどの大通信会社を作り上げています。

過去20年以上の歴史を6行でまとめてみた

・1998年:東部の「地域ベル電話会社:ベル・アトランティック」が、GTEを買収して新会社を発足して【ベライゾン・コミュニケーションズ】となる。

・1999年:ボーダフォンと合弁会社の「ベライゾン・ワイヤレス」を設立

・2013年:「ベライゾン・ワイヤレス」を完全子会社化する

・2015年:AOLを買収する

・2017年:Yahooを買収する

・2018年:アメリカで一部の地区に、世界初の商用5Gサービスを開始した

 

合併して新しくできた会社なので、歴史が浅いですね。

あとは通信事業は、免許制で他の企業の参入が厳しいです。

ですので、業界全体で変化がとぼしいというのもあります。

世界初の一般向け5Gサービスのゆくえ!

2018年に通信規格の5Gが本格化してくると、どこが一番最初に出すかで話題になりました。

それに名乗りを上げたのが、「ベライゾン」と、「SKテレコム」を筆頭とする韓国キャリアチームです。

2019年4月5日:韓国チームがサービスを開始する予定。

2019年4月3日:ベライゾンが前倒しして、サービスを開始したと発表。しかし、ベライゾンが発表する1時間前に、韓国チームが「世界初の加入者が生まれた」と発表。

 

どちらが「世界初」とは断定できませんが、両方とも「世界初の5G」という肩書を使いたいからの、勝負でした。

 

2019年では、一部の地域しか使えないので、ほとんどの人の世界初は関係ありません。
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【VZ】今後の投資スタンス

この株の保有目的は、配当目的です。

会社の成績は安定してるので、これからも配当を出し続けるでしょう。

 

配当だけを狙うなら、ライバルのAT&Tの方が利回りがいいです。

効率的に事業を行ってるのはベライゾンです。

 

しかし、他の産業に目を向ければ、もっと効率的に稼いてでる会社はありますが、もっと高配当の会社というのは少ないです。

結論として、僕個人はこれからのベライゾンの買い増しはしないでしょうね。

 

 

 

 

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