【MA】マスターカードの銘柄分析!抜群の安定感

MCサムネ 銘柄分析
MCサムネ

マスターカードは何かと VISA カードと比べられます。

米国株投資家の中で は、「ビザ最強」としてビザホルダーが多いです。

かくいう自分も、ビザ株は保有しています。

逆に、今日はマスターカードについて分析して、今後の投資基準にしたいと思います。

いつも通り、米国株を始めたい方向けに、数字少なめで解説していきます

【MA】売上・利益・配当・キャッシュフローと株価の推移
【MA】の問題点と、投資対象としてチェックするべき項目

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【MA】売上・利益・配当・キャッシュフローと株価の推移

マスターカードの決算の数字を、簡単に見ていきます。

普通の会社にはある、「原価」がないのが特徴です。

過去の売上・利益・配当・キャッシュフロー

MC売上高

まずは、売上を見てみましょう

2015年から2018年にかけて、成長しています。

それにつられるように、営業利益も伸びています。

 

普通、会社は物を仕入れるのに、お金がかかります。

マスターカードは、物を作って売る会社ではないので、仕入れがありません。

ですので、営業利益がとても高くなります。

グラフを見ると、売上の半分以上が、営業利益となっているのがわかります。

 

営業利益率が高く、純利益も申し分ないです。

クレジットカードビジネスは、売上が伸びるに比例して営業利益・純利益が増える

 

次に、キャッシュフローを見てみましょう。

MAキャッシュフロー

フリーキャッシュフローも、順調に積み上がっています。

この二つ折れ線の間が狭いということは、投資が少ないということです。

 

投資をしなくても利益が稼げる、という仕組みが出来上がってるのがわかりました。

何もしなくても、お金が生み出されていく状況ですね。

とはいえ、カードの発行数を増やすためにも、広告宣伝費は使っています。

原価・固定費がかからずにできるビジネスは儲かる!

 

配当金と利回りを見ていきます。

MCの配当金と利回り

配当金は、ここ数年伸びています。 

しかし、配当利回りは下がっていて、0.5%ほどですね。

この理由は、次の株価チャートを見ればわかります

株価の推移

finviz dynamic chart for  MA

直近の株価です。

ずっと上がり続けていましたが、現在は調整段階ですね。

MC株価

2012年からの株価を見ても 、7~8倍ぐらい成長しています。

世界中でキャッシュレス化が進んでいるので、ずっと追い風です。

配当利回りが低いのは、株価が上がり続けているからです。

 

しかし、「フリーキャッシュフローがあるのだから、もっと配当をだせば?」

と思うのもごもっとも。

マスターカードは、配当を増やすよりも、自社株買いを進めています。

こうすることで、1株の価値があがり、結果的に株主に還元してることになります。

自社株買いをすることで、1株の価値を高めている。

 

株価が上がれば、それだけ売った時に儲かる「キャピタルゲイン」が出ます。

配当をもらった方がいいのか、自社株買いした方がいいかは、投資する人しだいです。

ただ税金の観点からは、自社株買いの方が効率がいいです。

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【MA】問題点と投資対象としてチェックするべきこと!

業績を見ると、死角なんてなさそうなマスターカード。

あらさがしをしてみます。

注目する項目は3つ

・3通りの決済方法での収益
・海外での決済収益
・クレジットカードビジネス以外の収益

3通りの決済方法での収益

クレジットカードは決済方法が3通りあります。

・クレジット決済
・デビット決済
・プリペイド決済

デビット決済とプリペイド決済は日本では、あまりなじみがないですが、アメリカでは人気です。

アメリカ人はお金の管理にルーズな人が多く、もらった給料を全部使ってしまう人もいます。

クレジット決済で翌月支払いだと「その時にはお金がない」

という人が多いので、デビット決済が好まれる理由です。

左側は、マスターカードの決済システムが「使用された回数」です。

右側は、マスターカードとマエストロカードが「使用された金額」です。

「回数」「金額」が両方増えています。

これは「発行枚数の増加」「加盟店の増加」「決済システム利用の増加」などが考えられます。

収益は、

「回数」×「手数料数%」

「金額」×「手数料数%」

なので、「回数」も「金額」も増えているから、収益も上がっています。

携帯での支払いなどが増えるので、これからも「非接触型のシステム利用」が増える!

海外での決済収益

アメリカ国内より、海外での利用額が多いです。

クレジットとデビットが使われてる額は、同じぐらいですね。

どの地域も10%以上、伸びています。

新興国が発展するほどに、使用額が増えるので、今後も伸びる。

クレジットカードビジネス以外の収益

注目すべきは、Other Revenues(その他収益)

「コンサルティング」「データ分析」なども提供しています。

 

顧客のデータの「管理・分析」をして、他の会社に提供しています。

個人の好みなどを分析することで、企業が一人一人に向けて、マーケティングすることができます。

例えば、その人が好きだろうと思われる商品の広告や、割引券を送ったりです。

 

この分野が、全体売上のけっこうな割合を占めているので、今後も注目ポイントです。

買収した「SessionM」の顧客とデータ分析技術が強力!

仮想通貨への対応

懸念点となるのは、やはり仮想通貨です

仮想通貨が広く普及されるようになると、既存の支払いネットシステムが必要なくなります

そうするとクレジットカードビジネスは、厳しい立場になります

 

仮想通貨が主流になる時代は、間違いなく来ます。

マスターカードは 、ビジネス向けブロックチェーンソリューションを提供する「R3社」と提携しました。

これによって、仮想通貨でも、決済システムの基準化やサービスの提供をしていくつもりです。

この辺りは、まだ不確定要素が多いので、仮想通貨ニュースはこれからもチェックが必要です。

 

マスターカードが培ってきた、決済ノウハウは通貨が変わっても重要なはず!
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【MA】歴史や新しい取り組みの概要!

長期投資をする上で、会社の強みを知ることは大切です。

MA】の歴史やブランド力について、簡単にまとめました。

歴史は比較的浅いんですね。

過去50年以上の歴史を8行でまとめてみた

銀行が地元の商店に現金と同じように使える、特別なチケットを作ったというのが始まりです。

特定の天才が、仕組みを考えて起業したってわけじゃないんですね。

 

・1966年:チェース・マンハッタン銀行を中心に、地方銀行協会に属するInterbank Card Associationとして組織される

・1970年代:社名をマスターカード・インターナショナルとして世界展開

・1980年代:アジア・ラテンアメリカに進出

・1990年:マエストロを運営していたユーロ・インターナショナルを買収

・1996年:世界初の電子貨幣、MONDEX Internationalを買収

・1999年:世界初、OneSmart Paypassを開発

・2006年:マスターカード・ワールドワイドへ社名変更して、NYSEに上場。

・2016年:世界初の生体認証決済を共同開発して、ヨーロッパで普及させる

B2B取引プラットフォーム

マスターカードは、 B 2 B の新しい決済ソリューション、「Mastercard Trackビジネス決済サービス」を発表ました。

これは何かというと、バイヤーとサプライヤーの間で、効率的な清算をすることができるシステムです。 

アメリカでは、今でも「小切手」など、手作業で請求業務をしている会社が多いです。

数十年前からの、古いシステムのままで非効率です。

こういった業務を、簡素化するツールを提供して、買い手と売り手の両方に便利な方法を提案することができます。

アメリカは先進国のイメージですが、意外と古臭い習慣が多いのが現状!

アップル社との提携

マスターカードは、Apple Pay に対応するシステムを提供しています。

2019年からは、Appleがゴールドマンサックスと提携してクレジットカードの発行を始めました。

この決済システムには、マスターカードのシステムが使われています。

 

アップルカードは、特典としてそれほど魅力はありません。

しかし、そのブランド力と圧倒的なファンによって、かなりの需要はあります。

これによって、アップルの顧客の数億人が、使う可能性があるので、新規会員増などが見込めます。

 

アップルは、これまでにも何度もイノベーションを起こしてきたので、今後も期待できます。

マスターカードは、常にその恩恵を受けることができる、美味しい果実を手にしました。

世界を牛耳る、IT・金融をつなげるネットワークビジネスは最強!
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【MA】今後の投資スタンス

結論から言うと、保留です

深堀するほど、投資先として魅力です。

コンサルサービスなど、マスターカード独自の戦略もあります。

しかし、ビザ株をもってるのでひとまず同じ業界への追加投資はしません。

また資産のリバランスをするときには、購入したいですね。

 

 

 

 

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