【AT&T】 大人気の高配当株を買う前にチェックしたい問題点!

AT&T 銘柄分析
AT&T

米国株投資家に大人気のAT&T!

5~6%の高配当が魅力だけど、何も考えずに投資して大丈夫?

通信業は、社会のインフラだから安定してる、

ってみんな言うけど、やっぱりちゃんとチェックしてみよう!

細かい数字は難しいので、最重要指標4つと株価だけ。

あとは、会社が直面している問題点を中心に、考察しています。

 

この記事では、【AT&T】「大まかな決算指標」「会社情報」を見ます。

これから米国株を始めたい方向けに、わかりやすく概要を解説していきますね。

【AT&T】売上・利益・配当・キャッシュフローと株価の推移
【AT&T】の問題点と、投資対象としてチェックするべき項目

【AT&T】売上・利益・配当・キャッシュフローと株価の推移

過去の売上・利益・配当・キャッシュフロー

アメリカに通信会社は、現在4つあります。

近いうちに、3社のみとなり、ちょっと前の日本のような、競争の少ない時代が来ます。

利用者にとっては、毎月の通信費が高くて大変でしたが、

会社や株主にとっては、効率よく安定した収入となっとなっていましたね。

そんな美味しく儲けられるのが、通信会社でその甘い蜜を吸うことができるのが株主です。

それが数字に表れているか見てみましょう。

AT&T売上

売上と営業利益は安定して、少し伸びていますね。

2018年に純利益は少し減りました。

2017年に純利益が高かったのは、

アメリカ政府が税制改革を行って一時的に利益が増えたからです。

ですので、2018年は通常運転に戻ったとういうことで、問題ありません。

AT&Tキャッシュフロー

オレンジが営業キャッシュフロー
青がフリーキャッシュフロー

安定していませんでした💦

2018年にワーナーメディアを大型買収したので、一気に借金が増えました。

営業売上や利益は安定しているが、借金まみれのAT&T

 

では、お金がないなら配当も出せないのでは?と思うので見てみましょう。

AT&T配当

配当金は毎年上がっています。

配当率は約5%~6%で推移していますね。

配当率が高くなる理由は2つ。

 

①企業がしっかり儲けて、株主に還元してるから

②投資家が株を売って、株価が下がるから

 

AT&Tの場合は①です。

売上と営業キャッシュフローからみてもわかるように、儲かっています。

2018年に借金まみれになり、配当が6%を超えてきましたが、

2016年、2017年の時点でもすでに5%ありました。

しっかり儲けていて、株主に還元しているから配当率が高い!

【AT&T】株価の推移

AT&Tチャート

過去7年間のチャートです。

2017~2018年末にかけて2年間下がり続けました。

高値$43→$28。約35%ほど落ちました。

その後は急激に約38%の回復で、$39付近まできています。

 

実際は、高値の$43で買うことも少ないし、底値の$28で売ることも少ないので、

実質、それほど含み損にはなりません。

ですので、持ち続けていたとしても、ハラハラドキドキとはなりませんね。

持ち直すと思ってたので、ずっとホールドしています。

【AT&T】問題点と投資対象としてチェックするべきこと

負けない投資をするにあたって、業績が伸びているのは当たりまえのこと。

本当にチェックするのは、

・「企業がどんな問題を抱えているか」

・「どんなインパクトがあるか」

をしっかり理解することです。

指標を見るより、ここをどう考えるかが重要です。

【AT&T】過去100年以上の歴史を8行でまとめてみた

意外におもしろかったです。

概要だけつまみ出しますね。

 

・19世紀:電話を発明した、有名なグラハム・ベルが前身の会社を発足

・世界初の長距離電話会社となり、100年近く合併と分裂を繰り返す。

・1984年:「長距離交換部門」を残して「地域ベル電話会社」として8社に分割

・1995年:分割された1社「サウスウェスタン・ベル」が「SBCコミュニケーションズに改名」

・2005年:買収を繰り返して巨大化した「SBCコミュニケーションズ」がAT&Tを買収

・AT&Tの圧倒的なブランド力を残すために、社名を「AT&T Inc」とした

・2014年:北中米地域の衛生放送サービス会社である「ディレクTV」の買収

・2018年:映画・ニュース制作を手掛ける「ワーナーメディア」を買収

 

米国第2位にまで成長した子会社が、親会社を買収した。

イトーヨーカドーより、セブンイレブンが大きくなっちゃったみたいな感じですね。

つまり、ベルが設立したオリジナルの会社は、なくなってしまったということでした。

【AT&T】稼ぎ頭の通信事業と新規メディア事業

通信事業

アメリカの通信事業は、再編途中となっています。

これはAT&Tにとっては追い風。

競合が減ることによって、価格競争にならなくて済むからです。

ライバルは「ベライゾン」で2強状態です。

売上は世界1位がAT&Tで、しっかり稼ぎだしています。

稼ぎ頭の通信事業は、これからもお金を生んでくれるドル箱なので安心ですね。

メディア事業

単なる通信事業では終わらずに、メディア事業への参入として大型買収をしました。

この買収には賛否両論あります。

なぜなら買収額があまりにも大きかったため、一気に財政は苦しくなったからです。

僕はテレビ事業や、映画製作などのコンテンツ事業に舵を切ったのは正解だと思っていました。

理由は2つ

 

①テレビや映画はインターネット通信で見るようになる

②通信事業以外の、稼ぎ頭をつくること

 

しかし、一気にライバルも増えています。

そのスピードは想定外でした。

 

「ネットフリックス」は業界No1

「ディズニー」はHuluと大人気コンテンツ

「アマゾン」アマゾンプライムで格安に視聴

「アップル」豊富なキャッシュとアップル信者により、急成長が見込まれる

 

AT&Tとワーナーメディアが、どう仕掛けていくかがポイント!

・既存の人気コンテンツをバージョンアップして配信
・新たな人気コンテンツの作成
・世界へマーケティングをかけてシェアの拡大
・アニメ・ゲーム配信の拡充

これらは当然やるとして、他にどんな手を打つか常に注目していきたいですね。

 

ライバルの動向として、「アマゾン」「アップル」がどのような対策をうつか興味深いです。

もともとはIT業界なので、メディアにない、新鮮なアイデアをぶち込んでくる気がしています。

【AT&T】の未来

大型買収によって、財務は悪化しています。

安定的に利益は出ますが、その大半は借金と利子の返済に消えていきます。

そう考えると、今後大幅に株主配当が良くなったりすることはありません。

AT&Tに投資する不安点はここにあります。

契約者数が減れば、売上が減るので配当も減らされる可能性があります。

 

そう思ったたくさんの投資家が、2019年に株を売って、配当利回りが7%ちかくになりました。

僕はそこで買い増ししました。

理由は3つです。

 

①通信会社がつぶれたら、世の中のインターネットが不安定になる

②安定した利益を出している

③アメリカの通信会社が4社→3社になりそう

 

こういったことから、契約者数減は考えていません。

むしろ、移民大国なのでどんどん人口は増えています。

例え、政府が移民対策をしたとしても、政権が変われば対策も変わる。

10年後にはもっと移民を受け入れてるかもしれない。

長い目で見れば、アメリカはまだまだ繁栄すると思ってるからです。

【AT&T】今後の投資スタンス

AT&Tの問題点は、「莫大な借金」「メディア事業の競争激化」ということが、明らかです。

この対策として、「Huluの持ち株売却」「資産の売却」を発表しています。

メディア事業はどう対策するか不明ですが、ロードオブザリングなどの大人気コンテンツが、

いくつもありますので、それを活かした戦略が注目です。

 

これらがはっきりするまでは、買いを控えるつもりです。

ある程度、借金の返済のめどが見えて、激動のメディアを勝ち抜く算段がつけば、

株価は一層上がっていくとは思いますが、その時までは様子見です。

 

 

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